建築当初から時計と同様に外装・内装共に良い素材使用し、改修しながら永く使用する方針でしたので大きな変化はありませんが腕時計博物館の展示方式を年代順からメーカー別に変更し、各メーカーが1910年〜1970年にかけてどの様に機械的に進化したかをより解り易い方法に改めました。
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又、期間を決めて代表的なメーカーを選び、特別コーナーに展示しています。
第1回はジャガールクルトを選びました。
ジャガールクルトは以前、日本ではほとんど知っている人はいませんでしたが、当店では三大時計にムーブメントを供給している隠れた名品だと30年以上前から雑誌の記事等で紹介してきました。
現在では有名になり、大企業の傘下に入り非常に高価な時計になりましたが1919年〜60年代までの名品を展示してあります。
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なお機械的には普及品でも構造的に残したい腕時計や懐かしい国産時計では初代のクラウングランドセイコーや最初の自動巻62マチックグランドセイコーを初めとしてムーブメントがどの様に変化したかを年代順に展示しております。
又、機械式から電池式、音叉式、水晶式(クォーツ)に変化してきた時計も別コーナーにて展示していますので合わせて御覧になって下さい。