2022年3月19日(5ヶ月)0秒
使用中のザ・シチズンAQ1000-58Eの正式な精度チェック、0秒調整は毎年10月19日に行う予定でしたが2021年3月3日からの誤差はずっと0秒を維持していました。
先日、3月3日の誤差0秒でした。
ついに1年間の誤差0秒が達成されたのです。
1年間の誤差が0秒の時計があり、自分の腕に着いているのが信じられませんでした。
ザ・シチズンを説明する際にお客様に『自分も使いましたが1年間1秒も狂わない時計です!』とは言い辛く、この記事を書く事に勇気がいりましたが感動のあまり書いてしまいました。
使用体験レポート1-10でも述べた様には『肌身離さず』の言葉通り愛情を込め仕事中も寝る時も入浴時以外は腕に付け温度を一定に保つ努力の結果からだと思われます。
仕事中は他の時計も着けたいので左右の腕に2つの時計を着ける事にしました。
両腕に2本着けるのは少し恥ずかしい気もしましたが、お客様には「ザ・シチズンの精度0に挑戦する為2本着けている」と説明しました。
片時も肌身離さずというのはお客様にあまりお勧め出来ず、必ずしも1年間精度0秒という保証は出来ませんが『より良い時計を販売したい』というこだわりをもった時計屋でありコレクターの話として聞き流していただければと思い記事にしました。
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ザ・シチズンの使用体験レポート1-9で、ザ・シチズンが文字板に和紙を採用した説明の中に明治村に移築された名古屋の東松家のお茶会の話を書きました。
茶室の丸い障子に月の光が写ったらお茶会が始まるという説明を思い出しましたが数年前のことなので障子の写真も撮らず、説明もうろ覚えでした。
今回の和紙文字板を使用した『四季借景』のザ・シチズンの説明文に是非書かなくてはと思い、明治村東松家へ取材に向かいました。
しかし、現地に着くとその日は東松家に説明担当者がいないので1階のみの見学しか出来ず、2階の茶室には上がれず写真が撮れませんでした。
もう一つの目的である現存する城の天守閣では日本最古の国宝犬山城と犬山城下町を見学してきましたので写真を紹介したいと思います。
四つの博物館で興味ある4本の置時計を発見する事が出来ました。