1938年から製造されているポインターデイトはオリス社の看板商品でした。
古くからオリスを知る人にとっては懐かしい永遠のデザインです。
現在カレンダー付時計の定番となっている文字板の窓枠内に数字で表示するタイプは1953年頃に開発され、それ以前は文字板にプリントされた1〜31の数字を針で指し示すポインターデイト式でした。
初期のポインターデイトは36mm以下でした。
数年前、オリスポインターデイトが復刻された際ケースサイズ巨大化の流れの中で40mmになりましたが昔のスイス製時計の標準サイズ(手巻30mm程度、自動巻34〜36mm)を知っている当店の要望に応えて36mmも発売されました。
しかし今回、36mmでは小さく、40mmでは大き過ぎるという時計愛好家の願いに応えて38mmが発売されました。
外周に日付がありサイズは小さく感じられるので38mmでも当店の許容範囲内です。
文字板の色も高級感を感じさせながら新鮮なオリスらしい雰囲気溢れる仕上がりです。
こちらの時計はCervo Volante(チェルノボランテ)とのコラボレーションです。
チェルボボランテの環境にやさしい手作りの製品を作っております。
一般的には製品化されない小さな傷がある革も捨てずに使っています。
自然のままに生きてきた鹿の革なので、人工的に飼育する場合に使う薬品などは使われていません。
そのままでは焼却処分されてしまう素材を有効利用しているそうです。
なめしには植物由来のタンニンだけを使っています。
革ベルトも鹿革が使用されており同じ鹿革で作ったポーチとカードケースが付属します。
限定モデルではありません。