スイス国鉄の駅で使用されている時計をそのままのデザインで腕時計として製造されたモンディーンです。

当初は腕時計としての知名度が無く、安価だったので京都の土産物の有名店が輸入し、主に雑貨屋で販売されていました。

鉄道ファンの当店店主はアンティーク時計の買い付けでヨーロッパに行った際に無駄の無いシンプルで時刻が読み取り易いモンディーンに注目し、取り扱いを開始しました。

知り合いの旅行会社の添乗員さんにスイス旅行の際、移動のバスに長時間乗るのでスイス時計の話をしたいという事でモンディーンを教えてあげました。

その結果、土産物屋さんで安価見易く、面白くて珍しい実用的なモンディーンの腕時計が沢山売れたと喜ばれました。

有名になるにつれて安価なクォーツから日本製より高価な自動巻ETA2824(現在はセリタ200)を使用しながも適正価格になり、当店も販売に力を入れました。

ところが有名になり過ぎたせいか12万円に値上げをしたので当店では自動巻の販売を中止しました。

数年前、価格を見直し販売しましたがサイズは40mmで当店の好みのサイズではありませんでしたが、限定品で価格も適正なので取り扱いをしました。

今回メッシュバンド付で￥99,550(税込)、サイズは当店お勧めの35mmの待望のサイズで復活しました。

ケースも高品質になり、スイス製ムーブメントを使用しながら10万円以下で買える本当に希少な時計になりました。

さらに注目に値するのはメッシュバンドが三つ折り方式でサイズ調整が容易な新発明品です。

後ほど写真付で解説しますが、工具を使わずにサイズの変更が可能です。

10万円を下回りスイス製自動巻時計の入門用としては最適です。

画像をクリックしますと別ウインドウで大きい画像が御覧になれます。

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モンディーンの時計を見た時「どこかで見たことがある」と思う人がいるのではないでしょうか。

そうです、この時計はスイスの国鉄の駅にあるものと同じです。

モンディーンは1986年に「スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ」を発表。

モンディーン「スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ」は「スイス レイルウェイ ステーションクロック」のコンセプトを忠実に再現した腕時計です。

その視認性の高さとシンプルで完成されたデザインは誕生以来、数十年以上が経過した現在も世界中でロングセラーを記録しました。

今もなおスイス国鉄駅3000箇所以上で目にすることが出来、スイス国鉄の正確な鉄動運行を象徴する時計として世界中の人々に、その精度の高さをアピールしました。

2012年、米AppleがOS「iOS 6」のiPad版で採用した時計のデザインについて、スイス連邦鉄道（SBB）が商標権を主張していた件で、両社が和解しました。

両社が結んだライセンス契約により、AppleはSBBにライセンス使用料を支払ってSBBの時計のデザインをiPadやiPHONEなどの端末で利用しました。

現在は従来から直線で構成されるシンプルなクラシックシリーズに加え、デザイン化されたスポーツシリーズと

曲線を生かした高級感がプラスされたエヴォシリーズがラインアップされました。

一時期、輸入元D社の事情で入荷が遅れがちでご迷惑をおかけしていましたが問屋K社の努力もあり、解決の方向へ向かっていますので当店でもお勧めの時計として積極的に取り揃えを再開致します。

なおstop 2 goは価格、大きさ、デザイン、品質等で当店の取り扱い基準に達していない為、取り扱いしていません。

太安堂本店　　046-822-1200(代)