まだセンターセコンドの時計が無い1940年頃、スモールセコンド(小秒針)を大きくして秒が読み取り易いムーブメントが開発され、グルエンとローレックスの2社から発売されました。
医師からの要望で脈拍を測る時15秒だけ脈を数え4倍にする事で1分間の脈拍を測定する事に優れた画期的な時計だったのでドクターズウォッチと呼ばれました。
アメリカのトップメーカーであったハミルトンからも発売されました。
現在はスモールセコンドから秒が読み取り易いセンターセコンドに移行した為ドクターウォッチの必要性は無くなりましたが、歴史に残る名品として良心的な適正価格でユニークな時計を作り続けているエポス社から150本の限定で発売されました。
ムーブメントはスモールセコンド付のプゾー7001を改造した7046を使用しています。
参考時計として当店が過去に販売したローレックス プリンス ドクターズウォッチ(サイズは横22.3mm、縦45.2mm)の写真も掲載します。