スイスのほとんどの時計メーカーはセリタ社、又はエタ社からムーブメントを購入し、それぞれのメーカーで外装を決め、会社の知名度に応じて価格を決定しています。
セリタ社のムーブメントは量産されているので修理の際、部品の供給もスムースで一部の自社一貫製造(マニファクチュール)より優れていると言えます。
現在のエポス社は1983年に設立され、セリタ社のムーブメントに手を加え機械式時計ファンの心をとらえる魅力ある時計を驚く程良心的な価格で提供しています。
日本製ゼンマイ式時計を超えるスイス製ゼンマイ式時計の中でお求め易い価格を維持しながら、日本では製作困難なムーンフェイズ付きを34〜41mmで復活させました。
さらにスイス製では苦手なチタン製のケースを採用する等、時計好きな方を喜ばせる独自の時計作りを貫いている貴重な時計メーカーです。