アラーム付自動巻時計の分野では世界最高峰のムーブメントです。
同社のキャリバー916 全回転式自動巻アラーム付を遥かに凌ぐ名品です。
巨大化した現在では直径37mmは小型になりますが、1930〜70年頃は30〜35mmが標準サイズでしたので非常に大きく感じられました。
特殊なクロノグラフやダイバー等は大きくてもやむを得ませんが、アラーム付の自動巻もこの範疇に入ると理解して私もコレクションしています。
貴重な純正のブレスレットも付いています。
(太安堂本店店主 栗崎賢一著『キャリバー名作選』20ページ参照、『機械式時計の名品』45〜47ページ参照)