機械式時計では不可能な年差±5秒以内を身をもって体験しようとザ・シチズン キャリバーA010 リファレンスAQ1000-58Eを使用開始してから10月19日で1年が経過しました。
1年間の誤差は+2秒でカタログスペックの年差±5秒は合格でした。
しかもこの1年間、7月26日の第3回のレポートの撮影の際、針のバランスの良い10時9分に合わせ、撮影後にその時の誤差+2秒に戻した時以外は永久カレンダー機能を備えている為、日付の早送りも不要なので1度もリューズ操作をした事がありません。
精度だけを見れば年差1秒というキャリバー0100が優秀ですが便利な永久カレンダーが付いておらず、価格は3.5倍(ステンレスケース)〜9倍(ホワイトゴールドムクケース)と高額なので、当店はキャリバーA010とA060を搭載したザ・シチズンを機能、デザイン、価格の面からお勧めします。
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使用1周年記念の10月19日は定休日でしたのでウォーキングも兼ねて江戸時代から栄えていた浦賀の町と港に出入りする船にとって灯台の役目をしていた和式灯台の燈明堂(とうみょうどう)を見に行きました。
燈明堂は慶安元年(1648)幕府の命により造られ、菜種油で灯された光は海上4海里(7.4km)を照らしたといわれています。
元禄の頃から、最盛期を迎えた東浦賀の干鰯問屋の負担で維持管理を行い、明治5年(1872)に廃止されるまでの約220年間、一日も休まずに航路の安全を守ってきました。
建物は明治20年代まで残っていたといわれていますが、風雨で崩壊し石垣だけが残されていました。昭和63年(1988)に、残った石垣の上に現在の建物が、当時の外観に復元されました。
燈明堂からは、小さな砂浜が続き、沖合いには今も多くの船が行き交います。
横須賀市HP 『燈明堂』より引用させていただきました。
遊び心のあるカジュアルな場面に似合う1967年製のセイコーダイバー ファーストモデル(6217-8000)を付けていく事も考えましたが雨が降りそうなのとザ・シチズンの使用1周年記念日だったのでザ・シチズンを着けて出発しました。
途中から小雨が降り始めたのでいつも出かける時に持っている小さなバッグから折り畳み傘を取り出そうと思いましたが家に置き忘れていたようです・・・
小雨の中、1時間程歩きましたが、10気圧防水のザ・シチズンを着けていたので本当に良かったです。
ビジネス、フォーマルからカジュアル(最初はちょっと違和感がありましたが)まで、どんな場面でも使用できるザ・シチズンを惚れ直した1日になりました。
私のコレクションの中で、実用時計としては最も信頼の置ける1本です。
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