服部時計店の時計製造工場と精工舎(セイコー)は1892年に設立され、掛時計の製造を始め1913年から腕時計の製造を開始しました。
スイスと比較して歴史が浅い為、当初から規模の大きな工場を持ち自社一貫生産(マニファクチュール)としてスタートしました。
私見ですが実力のシチズン、人気のセイコーとしてスイス時計より下の普及品の価格で世界的規模の会社に成長しました。
1969年に暮れに急遽、世界初のクオーツ式腕時計を発売しました
機械式時計の100倍の精度を誇るクオーツ式腕時計の登場により小型化と精度の追求と耐久性において絶頂期にあったスイス時計は壊滅的な打撃を受けました。
ゼンマイと異なり少ないトルクで稼動するクオーツでは地板の耐久性も必要ない為、スイス製より遅れていた日本製が優秀な電子部品と共にクオーツ時計の頂点に躍り出たのです。