セイコーは1963年
1.自動巻
2.防水
3.日・曜日
4.耐震装置
5.切れにくいゼンマイ
の当時としては斬新な5つの特徴を備えた時計をセイコーファイブ(5)と命名しアピールしました。
セイコーファイブという斬新的な名前と安価で丈夫な時計と認められ、海外での知名度がアップしました。
しかし、1976年のファイブアクスタを最後に『ファイブ』の名称は1977年のカタログから消え、ファイブアクスタはアクスタという名称になりました。
1969年にセイコーが開発したクォーツが量産化されコストが下がると、精度で劣る自動巻が生産されなくなりました。
1998年から70系をベースとしたキャリバー7Sの製造がシンガポールやマレーシアに移りセイコーファイブの名前が復活しアメリカを中心に全世界で大ヒットしました。
2019年から海外製のセイコーファイブを愛用しているセイコーの若手社員の提案でファイブとダイバーの名称を使い、7S26に手巻装置と秒針停止装置を追加した世界に通用する4R36にアップグレードし、日本のセイコーで生産する事になりました。
ケースデザインは店主が最も洗練されているデザインに加えカーブ付ハードレックス、メタルバンドを採用する等、セイコーの中で最も有名な『ファイブ』の名に恥じない時計となりました。
セイコーはこの時計を『ファイブスポーツ SNXシリーズ』と称していますが、HPには『Everyday Carry =「日々持ち歩く相棒」をコンセプトに開発された』とも書かれおりますので当店ではセイコーファイブ ヘリテージ37mmと表記いたします。