マジェテック ビッグタートル

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マジェテックとは1935年から1945年の間 ロンジン、エテルナ、レマニアによりチェコスロバキア(現在のチェコ及びスロバキア)軍の依頼を受けて製造されたクッションケース型のパイロットウォッチです。

デザインバランス、無骨ながらところどころにある装飾性からパイロットウォッチの名作と言われています。

この時計はその細部までこだわったレプリカです。

ケース内部に任意の場所にセット出来るトライアングルインジケーターが付いていますので時間の計測やリマインド機能としてお使いいただけます。

画像をクリックしますと別ウインドウで大きい画像が御覧になれます。

クォーツ時計お買い上げ時のサービス

太安堂本店ではクォーツ時計をお買い上げの際に新しい電池に交換して販売しています。

製造メーカーは

「モニター電池ですので表示された電池寿命より早く交換が必要になり、その際は有料になります」と説明しています。

これはお客様に対し失礼であり、新品を販売するのですから電池は寿命とされている年数まで使用出来なくてはいけないと思います。

以上の理由から当店では電池を交換の上、販売しています。

お客様の御要望で販売時に取り換えなくても良いとおっしゃられる場合は次回の電池交換を無料で行います。

時計専門店として当然のサービスだと思いますので御安心してお買い求め下さい。

3気圧防水

トライアルグルインジケーター

縦・横40mm(ラグを含まず)

厚さ12.5mm

ステンレスケース

¥28,000(税込)

マジェテック ビッグタートル リファレンス221144
マジェテック ビッグタートル リファレンス221144
マジェテック ビッグタートル リファレンス221144
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ケースの11時側にはクロスした2本の剣が刻印されています

このマークは『裏剣』と呼ばれ、イギリス軍のブロードアローと同じく軍の所有物を表すそうです。

マジェテック ビッグタートル リファレンス221144
マジェテック ビッグタートル リファレンス221144
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トライアングルインジケーターの使い方

ケース内部の矢印(下記の写真では12時位置にある)はベゼルを回転させる事により任意の位置に移動する事が出来ます。

トライアングルインジケーターを分針、又は時針の位置にセットする事によりスタート位置を記録出来、時間の経過を計測出来ます。

また、待ち合わせ時間等にセットしておくとリマインド機能としてもお使いいただけます。

回転ベゼルは時計回り、半時計周り双方向に回す事が可能です。

分針での計測例

コインパーキングに駐車した時など、1時間以内の計測時に便利です。

マジェテック ビッグタートル リファレンス221144 

○時刻は10時13分なのでトライアングルインジケーターを13分の位置に移動させます

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・別の例としてバスツアーの際『1時間後にバスに戻って下さい』という時にも便利です

マジェテック ビッグタートル リファレンス221144

○トライアングルインジケーターの位置から『3』のインデックスまで2分

『3』〜『10』のインデックスまで35分

『10』のインデックスから分針まで3分

なので40分経過した事が判ります

・バスの集合までおよそ20分ある事が確認出来ます

時針での計測

飛行機など長時間移動等、12時間以内の計測時に便利です

マジェテック ビッグタートル リファレンス221144

○時刻は10時10分なのでトライアングルインジケーターを時針の先端『10』のインデックスより1メモリ進んだ位置にセットします

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・10時に飛行機に乗った場合の説明です

到着が10時なので10時にセットしました

マジェテック ビッグタートル リファレンス221144

時針は『2』のインデックスから3メモリ進んだ位置に進みました

『10』〜『2』で4時間と2メモリ(24分)で約4時間24分進んだことがわかります

・一眠りした後時計を見ると7時間30分後の到着だとわかります

モントルロロイ

戦争行為は肯定出来るものではありませんが、腕時計を含む工業製品は奇しくも戦争により進歩したものもあります。

その中の一つの軍用時計はアメリカやイギリスが有名です。

腕時計は

1、『小型である』

2、『視認性がある』

3、『耐久性がある』

という究極の目標が軍用時計により達成され進歩してきました。

アメリカでは1940年代の第二次世界大戦から50年代の朝鮮戦争にかけてハミルトン、ブローバ、エルジン、ウォルサムの四大時計メーカーにより手巻ムーブメントを使用した『タイプA-11』(メッキケース)『タイプA-17』(ステンレスケース)。

エルジン、ハミルトンの2社より同じく手巻ムーブメントを使用し防水性を高めるリューズカバー付ケースの『BUSHIPS』が製造されました。

『直径32mmのパーフェクトなケース』、『見易い文字板』、『耐久性のあるムーブメント』で前述の3条件を満たしたアメリカ軍用時計の頂点に経つ時計でした。

残念ながら3条件を満たした時計の生産はその後終了しましたが軍用時計のファンは世界に数多いのでここ10年間デザインだけを似せセイコーやミヨタ(シチズン)の自動巻ムーブメントを採用した直径40mmの自動巻時計は海外の多くのメーカーはレプリカとして生産されていました。

最近になり日本のモントルロロイ(旧村松時計製造)からクォーツムーブメントですが日本のミヨタやスイスのロンダ社のムーブメントを使用する事によりオリジナルの直径32mmのケースで復活する事が出来ました。

2000年以来、デカ厚高額時計に反対し続けてきた太安堂本店にとってこの上ない朗報でした。

手巻ムーブメントを採用すれば20万円を超えてしまいますが、クォーツムーブメントを使用する事により直径31mm以下が可能になり、しかも2万円台〜という信じられない軍用時計が誕生しました。

復刻というよりは遊び心満載の楽しい時計なので『レプリカ』と呼ぶ事にしました。

BUSHIPSのリューズのパッキンは適格に再現されておらず、メーカーに改良の要望を出していますが今までにない時計ですので力を入れていきたいと思います。

時計・メガネ・宝石 太安堂本店

神奈川県 横須賀市 東逸見町1-1JR横須賀駅前

営業時間:10:00〜19:00

 月曜定休

第1火曜定休

 TEL:(046)822-1200(代)