ザ・シチズン 四季借景
Iconic Nature Collection
太安堂本店を感動させた高級時計が発売となりました。
ザ・シチズン『四季借景』です。
借景という日本庭園における造園技法で「庭園の構成に背景景観を取り入れる」そうです。
8月25日、秋 AYANISHIKI -綾錦- AQ4102-01X、冬 SHIJIMA -静寂- AQ4100-22Eが発売されました。
秋 AQ4102-01X、冬 AQ4100-22Eは雲の中を翔けるがごとく文様を持つ土佐和紙「雲龍紙(うんりゅうし)」を採用し、世界に2つと存在しない文字板がどこまでも穏やかで豊かな時を表現しています。
雲龍紙は繊維を砕かず塊の状態を残した和紙です。
雲龍紙文字板の繊維の具合は個体差が御座います、予め御了承下さい。
時計を単なる時を計る道具ではなく、文字板を一幅の絵を思わせる芸術作品に昇華した奇跡的な時計が誕生しました。
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ザ・シチズンはクォーツ部門で日本製腕時計がついに世界の頂点に立った記念すべき存在です。
腕時計を含む全ての機械式時計ではスイス、アメリカ、ドイツ、イギリスなどに比べて劣っていた日本の時計が電子と機械を合体させる事により、欧米では真似の出来ない夢に描いた様な年差5秒を実現させたのです。
さらにライバル会社では出来ない2100年までの永久カレンダー、数年での電池交換の必要が無いソーラー充電と日本、スイスの他社をはるかに超える時計に日本の伝統工芸品である土佐和紙を文字板に取り入れる事に成功しました。
ザ・シチズン 使用体験レポート1-9でもお伝えしましたが、
ザ・シチズン25周年記念時計『砂子蒔き』の金箔入り土佐和紙文字板 金色チタンケースAQ4042-01Pで和紙に興味を持った店主栗崎賢一が2021年9月に土佐和紙の生産地にある『いの町 紙の博物館を訪れましたが月曜日で休館の為見学出来ませんでしたが、ザ・シチズン 四季借景シリーズの発売もありましたので再度訪問しました。
和紙の原料となる楮(こうぞ)、みつまた、木材等が豊富な山々と綺麗な水流で汚れをとるなど11回の工程を必要とし、わずか22gの和紙を作るのに原料となる楮(こうぞ)等の木材を5500g必要という説明文を読み和紙の素晴らしさに感動してきました。
古くから室内に光を取り込む障子などに用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブの文字板に適した素材です。
あたかも借景窓から切り取ったような四季の情景を表現した和紙文字板が特長です。
発売前のシチズンから提供された写真を見るとグラデーションが掛かった文字板でしたが、見る角度(光の入り具合)によりグラデーションに見えたり、マットに見えたり、和紙の繊細な模様が現れたりと様々な雰囲気が味わえます。
当店では撮影ブース、窓際、屋外で撮影をしましたのでホームページに掲載致しました。
技術のシチズンを標榜していますが宣伝が上手ではない為、常に日本第一の時計メーカーでありながら知名度では劣っていますが、クォーツでは世界一のシチズンの販売に力を入れております。
生産本数が限られていますので御予約もお受け致します。
『いの町 紙の博物館』を訪れたザ・シチズン使用体験レポート1-12のページも御覧下さい。
AQ4100-06WにTHE CITIZENの純正チタニウムバンドを取り付けた写真を掲載しました。
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