ザ・シチズン 四季借景シリーズの春モデル、夏モデルに使用された土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)という和紙が文字板に使われています。
古くから詩歌や絵画のモチーフとなり、観賞の対象となってきた「花」にフォーカスしました。
鮮やかな色彩の文字板は、「紫陽花」が色づいていくその瞬間の色合いを切り取り、伝統の吉祥文様である「七宝(しっぽう)繋ぎ」の中に花模様を加えた独自のパターンで表現しました。
サステナブルな時計づくりの一貫として、革バンドはLWG※認証を受けたタンナーから仕入れた革を使用しています。
*LWG(レザーワーキンググループ):レザーに関わるブランド、タンナー(製造業者)、薬剤メーカーの3者で構成される国際団体。
環境への配慮や製造工程における安全性などを評価し、厳格な審査をクリアしたタンナーには認証が付与されます。
(CITIZEN社HPより一部抜粋)
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ザ・シチズンはクォーツ部門で日本製腕時計がついに世界の頂点に立った記念すべき存在です。
腕時計を含む全ての機械式時計ではスイス、アメリカ、ドイツ、イギリスなどに比べて劣っていた日本の時計が電子と機械を合体させる事により、欧米では真似の出来ない夢に描いた様な年差5秒を実現させたのです。
さらにライバル会社では出来ない2100年までの永久カレンダー、数年での電池交換の必要が無いソーラー充電とチタンケースを採用したクォーツでは世界一のシチズンです。
シチズンのチタンケースは『人が毎日着ける時計にふさわしい素材』を追求したシチズンが1970年、腕時計のケースの素材に採用する事に世界で初めて成功しました。
チタンは時計ケースの素材として良く採用されるステンレスケースと比べると
・5倍以上の硬度
・重さは60%
・さびない
・金属アレルギーを起こしにくい
と、時計ケースとして完成度が高くなっています。
ただし、本来チタンは柔らかく加工が難しく扱いにくいマイナス点を持っていました。
しかし、チタンのプレス、切削、研磨等『技術のシチズン』をキャッチフレーズにしているシチズンだからこそ成せた業です。
30年前に見学したスイスの高額時計メーカーもチタンケースは日本で作っていると話していました。
又、太安堂本店は以前メガネを扱っていましたが、世界一といわれるドイツのR社もチタンフレームは日本で製造していると言っていました。
バンドもチタンですので見た目に反してとても軽いです。
全盛期のスイス高級時計に匹敵する流行に左右されにくいパーフェクトなデザインで重厚感もあり、シンプルなデザインなので冠婚葬祭や大事なビジネスにもピッタリで10気圧防水なのでスポーツなど全て通用します。