ジャガールクルト フューチャーマチック

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フューチャー(未来)マチック(自動巻)と名付けられた史上初の超ユニークな時計です。

現在の自動巻はゼンマイが100%巻き上げられると過度な力が加わり精度が保てなくなります。

それを防ぐ為、ゼンマイの外側にバネが付いていてゼンマイがスリップする様な構造になっています。

リューズでゼンマイを巻き上げると巻き止まりが無いのはこの為です。

実に簡単でコストが掛からない方式で現行の自動巻のほぼ全てでこの方式を採用しています。

ところが特殊な時計製造No.1で有名なルクルトは手巻のゼンマイを採用した自動巻を製造しました。

初期の方式の半回転ローターを使用し、ゼンマイが100%巻き上がるとピンが外側に移動し、半回転式のローターをロックするという唯一無二のこの方式を発明したのです。

ロックされた状態が続くとゼンマイがほどけ始め、ピンが内側に移動するとロックが解除され、ローターは再び半回転を開始します。

他社が思いもつかないユニークな構造ですがあまりにもコストが掛かり過ぎる為、一代限りで製造が終了されました。

時刻合わせは裏側に付いたリューズをスライドさせて行い、その際は秒針がストップする装置も付いています。

1950年当時、ルクルトは無名なのと高価だったので日本には知る人が少なかったのですが、目にした一部の技術者の間では伝説の時計として語り継がれています。

太安堂本店  046-822-1200(代)

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キャリバー 497

自動巻(半回転一方向巻上)

ゼンマイ残量計付(インジケーター)

裏リューズ

秒針規制付

直径34.9mm

厚さ11.1mm

1950年代製造

金張

SOLD

AUSK

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

リューズを外側にスライドした写真

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

裏蓋左上に溝があり、ムーブメント側面の出っ張りと噛み合わせないとムーブメントが裏蓋に納められません

こうする事によりムーブメントと裏蓋の位置が決まり、リューズの歯車とセンターの歯車が必ず噛み合います

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

リューズを内側にスライドした写真

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

センターの歯車に噛み合い、時刻合わせが出来ます

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

センター右側にある板バネがスライドして先端がテンプを止めます

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497

このレバーが右側に入り込みピンでロックされます

ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ルクルト フューチャーマチック キャリバー497
ジャガールクルト(ルクルト)

.日本では1990年代まで無名でしたが、インターナショナルと共に三大時計にムーブメントを供給していました。

「ゼンマイが弱いトルクでも精度が良い」この優れた特徴があったからこそ1970年代までの三大時計に納品することが出来ました。

アラーム付きのメモボックス、ケースが反転するリバーソ(レベルソ)等、三大時計では製造しなかった特殊時計の分野での活躍は目覚しく、部門別にムーブメントがNo.1の時計をコレクションすると最も多く選ばれるメーカーです。

当店も無名時代から応援してきたメーカーですが買収した会社により、現在は複雑な時計を製造してはいますがあまりにも高額で一般の人には手の届かないブランドになってしまいました。

時計・メガネ・宝石 太安堂本店

神奈川県 横須賀市 東逸見町1-1JR横須賀駅前

営業時間:10:00〜19:00

 月曜定休

第1火曜定休

 TEL:(046)822-1200(代)