自動巻で最も巻き上げ効率が高いといわれているペラトン方式を原型となったキャリバー85から受け継いでいます。
日付付きのキャリバー8521を少し薄くし、大きな数字板で読み取り易くなりました。
さらに特筆すべき事は日付の早送り機能で午後11時45分から12時までをさせる事により簡単に、しかも安全に早送りできる画期的な方式を開発しました。
夜中の12時近くに日付の早送りが禁止される事が無い最も優れた構造で現在もこれを越える日付早送り装置は存在しません。
二重耐震装置となっており、製造当時はムーブメントとケースの間に円筒形のパッキンを入れたインターナショナル ヨットクラブ独自の構造です。
ゴムは経年変化しやすく、劣化すると溶けてしまったりパキパキになってしまう為、代替品として革紐を短く切って入れてあります。
巻芯もそのままではムーブメントが動いた時に破損してしまうのでジョイント式になっています。
また、ケースも防水性能を向上させる為、インターナショナルでは珍しいねじ込み式を採用しています。