1.ゼンマイ式時計 太安堂本店第5作
太安堂本店創業120周年記念のオリジナル時計第5弾が2021年12月に完成しました。
1969年日本製クォーツの出現によりクォーツクライシス(クォーツ時計によるスイス時計は『重大な局面』『危機』)に陥り、エタやプゾー、バルジュー等のムーブメントを採用していた中堅クラスの時計ブランド、自社でムーブメントを製造していた高級ブランドに影響が及び、ほとんどのマニファクチュールはムーブメントの製造を中止しました。
スイス高級時計が最も優秀なムーブメントを製造していたのが手巻は1940〜50年代、自動巻は1960から70年代初頭まででした。
2011年に発売した第4作に使用したレビュートーメン キャリバーGT82を一時期はもうムーブメントが無いと社長のビッテル氏に断られましたが、輸入元のCBS社長余宮氏と共に説得し、再生産する事が出来ました。
このムーブメントは1940〜50年代にかけて製造されていたミネルバのキャリバー48やオメガのキャリバー30に匹敵する優秀なムーブメントで、手巻ムーブメントとしては現在製造されている100万円以内では耐久性の面でトップクラスです。
第5作は第4作が豪華でケース径が実際の36mmより大きく見える事から繊細で小さく見える工夫をしました。
具体的にはインデックス、目盛り、taiandoのロゴ名を小さくすると共に針をリーフハンドへ変更し、成功しました。
腕時計は大きすぎてはいけないという信念を貫く事が出来ました。
2022年12月28日更新
お待たせいたしました、太安堂本店オリジナル時計第5作の白文字板、黒文字板・金色目盛りを再入荷致しました。
黒文字板・白色目盛りの入荷は今しばらくお待ち下さい。
キャリバー レビュートーメンGT82
ステンレス
5気圧防水
直径36mm
厚さ10mm
牛革型押しバンド付
¥330,000(税込)
白文字板、黒文字板・金色目盛りを再入荷致しました
黒文字板・白色目盛りの入荷は今しばらくお待ち下さい
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太安堂本店 栗崎賢一
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